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メスキータ=コルドバの聖マリア大聖堂~スペイン旅行記3日目その3 

 メスキータというのはアラビア語のマスジドがなまったもので、英語のモスク (礼拝堂) のこと
 キリスト教徒によるイベリア半島のレコンキスタ (領土回復)後、
 他のモスクがことごとく破壊されてしまったので、
 単にメスキータといえば、このコルドバの聖マリア大聖堂=大モスクを指すそうです。

 もともとキリスト教会だった建物が、イスラム教の支配下でモスクとして改築され、
 アーチ群とメッカの方位をあらわすミフラーブ
 (イスラム教徒が祈りを捧げる場所)ができました。
 その後再びキリスト教の支配になり、メスキータの一部にキリストの祭壇が造られます。
 そのため、メスキータの中にはイスラム教のミフラーブとキリスト教の祭壇が共存するという
 唯一無二の珍しい建築物となっています。

 「円柱の森」
 大理石と赤レンガを組み合わせた馬蹄型アーチを846本の円柱が支えています。
 円柱の高さが揃っていなかったため、二重アーチにし、更に強度を増すことが出来たとか。

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